2011年8月8日月曜日

【あきらめない!! 花巻東野球部に拍手!!】

「帝京8-7花巻東」

残念な結果でしたが、3時間30分の熱戦は
間違いなく被災地の方々に勇気を与えてくれた好ゲームでした。

2年生エース大谷君が左腿肉離れの影響で
「本来の50~60%の投球(佐々木監督)」だったのが悔まれますが
2年前に甲子園を湧かせた”最後まで諦めない”花東野球は健在でした。

地方大会から2年生中心の若さゆえのミスが多く、
気になっていましたが、やはり大舞台で「走塁妨害」「守備妨害」などで
チャンスを謙譲し、チャンスを潰してしまったのが惜しまれます。


しかし惜しくも敗れた選手達の涙を見ると、
評論や総括よりも「お疲れさん!!」とその勇気を称え、
また来年の活躍を期待したいと思います。

花巻東野球部は私立高ではありますが
野球留学選手の入部を認めず、
県内の子供達を鍛え上げ全国レベルにしたことでも有名です。


「甲子園の抽選会で(弱い)岩手のチームと当ると相手チームに歓声が上がり悔しかった・・・」

佐々木監督が以前、話していました。

あいさつやトイレ掃除、礼儀正しさ、他人に対する感謝と尊敬など
花東野球部は「プレイヤーの前に人間としての基本動作」を
指導・実践させていると聞きます。

あの粘り強さは、そのような「人間的教育」の成果なのかと思いました。

地区大会で敗れたライバル達は、もう既に秋の大会に向けて練習を始めています。

この敗戦で学んだ事を生かして
来年こそ「東北地方・悲願の日本一」の栄光を掴んでもらいたいと願ってやみません。