2015年7月11日土曜日

【成功はゴミ箱の中に】


『成功はゴミ箱の中に』 レイ・クロック   ロバート・アンダーソン共著

マクドナルド創業者であるレイ・クロック(Ray・Kroc)の自伝です。

副題に「世界一、億万長者を生んだ男」とあるように
世界初のフランチャイズシステムを作り上げ
そのオーナー全員に成功の富をもたらしたと言われています。

驚くのはその起業が52歳(1954)の年齢だったことです。

ミルクセーキ用のミキサーをセールスするために
全米を旅していた彼は、ロサンゼル東部の「砂漠の中の干からびた町」で
出会ったのがマクドナルド兄弟のハンバーガーレストランでした。

「清潔な店内、シンプルなメニュー構成、標準化した調理手順、セルフサービスによる
効率化」などに感心したクロックがチェーン化したいという希望を抱く場面から
物語は始まります。
全400pの分厚い本ですが、私にしては珍しく飽きずに一気に読んでしましました。

そしてこの本には金言が山ほどあります。

例えば巻末解説のユニクロの創業者であるファーストリテイリング会長兼社長の柳井正さんが、
レイ・クロックのこの言葉を紹介しています

Be daring, Be first, Be different

「勇気を持って、誰よりも先に、人と違ったことをする」


という訳が記されていますが、柳井さんは「これこそ商売の真髄」と、
手帳にすぐ書き写したそうです。

読了後も持ち歩いている『HARD THINGS』と同じように、
これから、何度も読み返す、そんな大切な本になりそうです。

2015年6月25日木曜日

【地下足袋シューズ「無敵」】



  24日の6時、新橋のホテルを出て散歩。
  日比谷神社でお参り。

 
 
新橋の『朝・昼キャバ』・・・・噂には聞いてましたが・・・。              
朝の7時前・・・営業中です。

黒服の呼び込みさんも、いました。



    新橋泊りの時は、必ず烏森神社でお参り。



    最近の秘密兵器・・・地下足袋シューズ「無敵」です。
                
    先月の群馬出張から使っています。


【第19回機械要素技術展】

6月24日~26日まで開催されます。
 

  
 
      ここ数年の展示会の中では初日から大勢の来場者です。


    岩手県のブースの位置も東4から入場してすぐ・・・
    表通りのとても良い位置です。



          頑張ります・・・・・。

2015年6月16日火曜日

【鯉のぼり】


3月29日、私の56歳の誕生日に初孫の鯉のぼりと
兜ケース飾りを買いました。
4月初めからの5月いっぱいまで
元気に泳いでいました。

店内で見たときには大きく感じたけど
雲一つない青空をバックにしたら
とても小さく感じて
「もっと大きなのにすればよかった」とちょっぴり後悔・・・。

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5月末にポールを撤去した際に
鯉のぼりは洗って乾かしてから箱にしまうように
おばあさん(母)に頼んだのですが
今朝早起きして収納を見たら
そのまま、放り出していた・・・。

いまさらですが
私の母(昭和10年生まれ)は
日本一のテキトー女です(笑)。

逸話には事欠きません。

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お掃除ロボットのルンバと
雑巾がけロボット・ブラーバを買って
一番助かって、喜んでいるのは、間違いなく母です。

私から「掃除しろ~」「片付けろ~」と言われなくなりましたから。

とうとう先日などは

「あの、なんとか言う布団のダニを掃除する機械は買わないのかい?」

と言ってました・・・たぶんレイコップのことだと思います。



2015年5月1日金曜日

【HARD THINGS】


                                             『HARD THINGS』 ベン・ホロウィッツ 著

HARD THINGS・・・文中の日本語訳では「困難」となっていました。

カテゴリー的には「ビジネス本」ではあるのだが
書評を読む限りは、よくある「啓発本」でもないらしい。


連休中は客先へのコストダウンの見直しをやらなければならないのですが
なんとか2冊くらいは読んでしまいたいものです。

そして、自宅のガーデニングと不用品の廃棄・整理整頓、
そして事務所の「私の部屋」の2Sも・・・・・・そんなにできるのかな?

表紙の見出し 
「答えがない難問ときみはどう立ち向かうか」
耳に痛い・・・。

ぜったい・・・無理だな。

これこそ、まさに 原題の『THE HARD THING ABOUT  HARD THINGS』である。




2015年4月29日水曜日

【幕末史】



これは面白かった!

反薩長派の私にはとても勉強になりました。

『明治維新』とは、1968年の薩長によるクーデター(暴力革命)だと言い切るあたりは
「その通り!!」と思わず手を叩きました。

薩長のめちゃくちゃな論理で朝敵にさせられて
やらなくていい戊辰戦争を仕掛けられて、
負けてしまった奥羽越列藩同盟。
その南部藩士の子孫としては
もっとこのような視点からの「事実」を
「史実」として伝えてもらいたいものです。

【Paul McCartney  Live in Japan】

 
ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015
 

東京ビックサイト MEDTEC から駆けつけました。

4月23日 19:00(30分遅れた)
東京ドーム 5.万人
 
 
 
夢のような2時間40分
 
 
まさか、 Let It Be を生で聴ける日がくるとは思いませんでした。
ギターを覚えかけの中学生の頃・・・
ピアノを弾ける友人が羨ましかったことを思い出しました。
 
 
 
【本編セットリスト】

1. Magical Mystery Tour
2. Save Us
3. Can’t Buy Me Love
4. Jet

5. Let Me Roll It

6. Paperback Writer

7. My Valentine
8. Nineteen Hundred and Eighty-Five
9. The Long and Winding Road
10. Maybe I’m Amazed

11. I’ve Just Seen a Face
12. We Can Work It Out

13. Another Day
< Martin D28 Acoustic Guitar>
14. Hope For The Future
15. And I Love Her
16. Blackbird
17. Here Today

18. New
19. Queenie Eye
20. Lady Madonna
< Martin D28 Acoustic Guitar>
21. All Together Now

22. Lovely Rita
< Martin D28 Acoustic Guitar>
23. Eleanor Rigby

24. Being for the Benefit of Mr. Kite!

25. Something

26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band on the Run
28. Back in the U.S.S.R.

29. Let It Be
30. Live and Let Die

31. Hey Jude
Encore:

32. Day Tripper
33. Hi Hi Hi
34. I Saw Her Standing There
Encore 2:

35. Yesterday

36. Helter Skelter

37. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End

2015年4月25日土曜日

【セラピスト】

 

                 『セラピスト』最相葉月(さいしょう はづき)

昨年10月、TA心理カウンセラー講座の初回で
下平久美子教授から紹介された書簡。
すぐ購入したのだが、半分ほど読んだところで挫折。

半年に及んだ月に2日の講座も終了し
目出度く心理カウンセラーの資格も取得できたので
最近、また読み始めている。

「絶対音感」や「星新一」などで知られるノンフィクションライター、
最相葉月さんの7年ぶりの書き下ろし。

日本における心理学やカウンセリングが生まれた背景や
作者自らクライエント(患者)となり、
絵画・箱庭療法などを通して心の病と向き合った
とても興味深い内容になっている。

交流分析協会の講演録の中に
「契約のない治療はセラピスト(therapist )の
theを取って rapist(強姦者)である」との印象的な一節があった。

思い出したのがテキストの中での
クロスマン(Crossman,1966)が提唱した、カウンセラーに必要な適正(3つのP)だ。。

「Permission パーミッション」許可、承認されていること
「Protection プロテクション」保護する能力を持つこと
「Potency ポテンシー」カウンセリングを適正に行う能力を持つこと


クライエントの心の内部と向き合うカウンセラーには
クライエント本来の姿への心からの尊敬が必要なのである。
                          (TA心理カウンセラーテキスト より)








MEDTEC. JAPAN 2015

 
 東京ビックサイトで22~24日で開催されました。
21日の搬入から24日の撤収まで
しっかりと仕事をさせて頂きました。


岩手県ブースは6社の参加


御向かいでは「ホビー展」。
おばさんたちが、開催前から長蛇の列です。


医療関連の展示会なので
このような「装着型・介護用パワーアシストスーツ」を
体験できるブースは人気がありました。


撤収・・・今回は最短の40分で完了。
ハヤセのK統括の援助のおかげです。

 
一番の収穫・・・足裏のマッサージ用ゴルフボール。
新橋の定宿近くの中古ゴルフ店にて購入。
とにかく、コンクリートの上で立ちっぱなしなので
足裏がいつも疲れるのです。

隣のブースにもお裾分けしました。

2015年4月18日土曜日

【どうせ死ぬのになぜ生きるのか】


【どうせ死ぬのになぜ生きるのか】名越康文

誰でも、ふと、時々、こんなことを考えてしまうことがあるのではないだろうか・・・。

名越氏の『驚く力』を少し読んで、他の著書を調べてみたら
こちらのタイトルに何となく惹かれて翌日に追加購入。
現在はこちらを先に読んでいる。

まだ1/2までしか読み進んでいないが
「仏教」の「行」の話になってきた・・・・。

「行」と言えば私のアレルギー・・・
昨年、本格デビューして現在は3種類の薬のお世話になっている。

元来の「薬嫌い」で「血圧」「コレステロール」の薬を処方された時期もあったが
途中から飲まなくなって、今ではドクターが進めても断っている。

そういえば骨折の際もドクターが「痛み止めはどうしますか?」と聞いてきたが
「要りません!」ときっぱりと断った(笑)・・・おかげで痛くて一晩寝れなかったが・・・。

写真はアレルギーの薬
・タリオンOD10mg(一般薬・フェキソフェナジンは全く効かなかった)
・リノコートパウダースプレー(なんとなく・・・効果があるみたいな・・)
・フルメトロン点眼液(これも効果の実感はない)

花粉も飛ばない真冬も酷い状態だった。
出張先のホテルでティッシュを1箱使い切り
追加で頼んで、もらってばかりいたが
きっと何かと勘違いしていただろうな・・・・。

昨年の秋に耳鼻科で調べてもらったが、
杉花粉やハウスダストでもなかった。

ということは・・・
やっぱり「女性アレルギー」に間違いない。



2015年4月17日金曜日

【なぜ、わかっていても実行できないのか】



『なぜ、わかっていても実行できないのか』Jeffrey Pfeffer & Robert I.Sutton
                           長谷川喜一郎=監訳  菅田絢子=訳

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カイゼン担当のI顧問から紹介されて読みはじめたのですが
難しいので、正直なかなか先に進まずに、他の本に浮気しながら
チマチマ読んでいます。

原題は[The Knowing-Doing Gap]知識と行動のギャップ。
2000年に「変われる会社、変われない会社」、05年に「実行力不全」として
刊行された内容を新たに改題、修正し1冊にしたものらしいです。

『なぜ、わかっていても実行できないのか』・・・・・・・
副題に「知識を行動に変えるマネジメント」となければ
心理学オタクの私などが間違って買ってしまいそうなタイトルです。

『なぜ、わかっていてもブログを更新できないのか』

3か月ぶりの更新でした。

 

2015年1月22日木曜日

【怪我の功名】


                       【怪我の功名】

私の新しい年は、仕事始めの日の「左手首骨折」から始まりました。
市内のホテルで行われた商工会議所の交賀会後に、Bタクシーの前で
滑って転倒し全体重を左手一本で受け止めた結果です。

最初は捻挫かなと思ったのですが、レントゲンに映った骨は、右から左に
綺麗に割れていました。
骨がズレていないので手術は回避、ギブス固定12か月で済むようです。

幸いにも右手が使えるので、文字を書く事や、大体のことは手を借りずに
一人で可能です。しかし、やはり両手でなければ難しいことが多いのも事実です。
普段、何気無く両手を使っている私たちですが、例えば手を洗うことさえ
両手を揉み合わせなければ不可能です。
ネクタイやペットボトルのキャップを開けるような両手の共同作業が
いかに多いことか・・・・。
それでも知恵を絞れば何とかなることも多くあります。
タオルを絞るのは最初は無理でしたが、ハンガーフックなどに巻き付ければ
片手で絞ることができました。
不自由な環境でも工夫さえすれば、だいたいのことは解決するんだなあと、
だんだん楽しくなってきました。
やる前から諦めるか、それとも知恵を絞って「まず、やってみる」か、です。


 そして、その週末に予定していた水戸市でのプレゼン。

新花巻駅で新幹線を待っていたところ「ポイント故障」のお知らせ・・・
結局、冷蔵庫のような待合室で2時間以上待って出発しましたが、
当然プレゼンは延期となりました。


とどめは今週のインフルエンザです・・・ワクチンは射っていましたが、
残念ながら効き目がなかったようです。
医師によると今年のインフルエンザはワクチン接種しても半数の人達は
掛かってしまっているようです。
ワクチン接種したからと油断せずに手洗い、うがい、加湿、マスクなどの
予防は続けるべきとの話でした。

今年の、わずか3週間の、この出来事を、どう受け取ればいいのでしょう?


27歳でこの業界に入ってから、家庭も省みず、休まずに突っ走ってきた
つもりですが、最近少しずつ「惰性」を感じていました。
昨年は変化を求めて、あえてスケジュールを超過密にしてもみましたが、
新たな発見はなく、それどころかハッキリと「経営自体がルーチンワーク化
してきたような「マンネリ感」に気づいたのです。昔、感じたワクワク、興奮
するようなドキドキ感覚から遠のいていました。

 整形外科の待合室で1時間以上待ち、新幹線を2時間待ち、今は、孫の付き添いの
ために借りた盛岡の医大近くの部屋で一人、体調の回復を待っています。
この間、キャンセルした新年会や会合、セミナー多数・・・
このような「待機時間」は28年間で初めての体験です。
この与えられた多くの時間を

「少し身体を休めて、頭を冷やし、ジックリとこの先の将来.未来のことを考える期間」と受け止めました。

私はいつの間にか現状に満足して、その考えや行動が、気がつかないうちに「現状維持」の守りに入っていたのかもしれません。
「ちっぽけな満足はすぐに弾けて消えてしまう。 事業は大きくしなければいけない。より多くの人たちの幸せのために、人一倍の努力をしなさい。」稲盛和夫氏の言葉です。
「心が変わっていないのに、行動を変えても何も残らない。」「自分の心が変われば会社も変わる」怪我とインフルのおかげでハッキリと分かりました。
「怪我の功名」です。