カイゼンの I 顧問と
昼食に、いつもの「○福ど×う庵」に行ったら
駐車場がメチャ混み・・・・
入口も店内も人で溢れていた。
昼時でさえ、いつも閑散(失礼)として
知る人ぞ知る「隠れた名店」だったのに
「いったい何があったんだ!!」
盆暮れとクリスマスが一度にやってきたような賑わい!!
突然のブレイクに
茫然として店を後にした。
仕方ないので「H澤賢治記念館」近くの蕎麦屋「T」へ。
多少混んでいるが、座れないほどではない。
テーブル席が塞がっていたので、二人掛けのせま~い小上がりに座った。
フロアスタッフは二人。
メガネの20代の女性と50~60代の上品な奥様。
しばらく振りで行ったのだが、顔見知りのフロア係はいなかった。
辞めたのかもしれないなぁ・・。
それにしても、注文を取りにこない。
水さえ出ない。
二人とも蕎麦を運んでいるが
走り回っているほどじゃない。
すぐそばを通り過ぎたのに気づかない。
気づかないふりをしているのかと疑いたくなるほど
二人とも、傍らをスルー・・・。
こうなりゃ、こっちにも意地がある。
絶対に「すみませ~ん」なんて声を掛けんぞ!!
(ちなみに、既にこの時点で二度ほど声を掛けて無視された)
しかし、普通なら気が付くだろう~この距離・・。
脇を通って、座敷に蕎麦を運ぶ回数4度。
近くのテーブルに注文を聞きに行くこと2回。
テーブル客に水を催促されていく事1度。
テーブル客に蕎麦を運ぶ事3度・・・・。
気が付かない・・・。
それも、さっきから熱視線を送り続けているのに。
きっとフロアの二人とも
「私じゃなくても、誰かがやってくれるだろう」(と言っても二人しかいないのだが)
って感覚で仕事してるんだろうな・・・。
トイレで、滴をこぼしても、そのままにする心境と似ている。
じゃなかったら、恐ろしく「視界が狭い」方達をフロア係に採用しているか、
二人とも超イジワルで気が付かない振りをして
客から声を掛けられるのを待っているか、
悪意を持って無視している(笑)、としか考えられない。
こうなりゃ意地と意地とのぶつかり合いである。
観光地(M澤賢治記念館、童話村、博物館)の食事処としては
かなり問題があるような気がするのだが。
まあ、この店に限らず、
昔からの老舗店ほど、この傾向が強かったりする。
サービス精神というか、感謝の気持ちと言うか、
顧客満足(CS)には程遠い対応の従業員や店主が多い。
それも温泉の大ホテルでも・・・・不機嫌な人達が働いている。
結局、連れの顧問の事を考えて、こちらが折れた。
「スミマセ~ン」。
負けた・・・。
完敗です。
「10分前から、ここにいるんですけど・・・」
悔しいから、イヤミも忘れず、
「気が付かなかった!?」
「はい」
うそだろ・・・。