2017年2月3日金曜日

【恵方巻きノルマ】



娘が昨年暮れから、また同じコンビニ店でバイトをしています。

最近何かと話題の「コンビニのノルマ」。

昨日もNHKで放送していました。
以下転載です。
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『3日の節分を前に、コンビニエンスストアなどでは「恵方(えほう)巻」の販売が始まっていますが、ツイッターには、販売のノルマを課されたというアルバイトの学生の書き込みが相次いでいます。
NHKの取材に対して、ある女子高校生は「50本売るよう指示され、20本は家族に買ってもらうしかない」と訴えるなど、過酷なノルマに苦しむ実態が浮かび上がっています。
「恵方巻」は節分に食べると縁起がよいとされる巻き寿司で、コンビニエンスストアでも予約を受け付けるなど、販売競争は年々激しさを増しています。

また、別の女子高校生は「店全体で700本売ることが決まり、自分も20本売るよう『ノルマ』を課されました。コンビニでは、夏はウナギ、秋はおでん、冬はクリスマスケーキやおせちと、販売ノルマが課され、一年中苦しいです。こういう売り方はおかしいと思いますが、店長に冷たくされるのも嫌ですし、アルバイトを続けるためにはしかたがないです」と話していました。

一方、コンビニ大手のフランチャイズ店を経営するオーナーによりますと、恵方巻のシーズンを前に、本部の社員から「販売目標」が示され、この店では、毎年数百本仕入れているということです。

オーナーは「毎年、恵方巻の時期になるとどれだけ売れ残るかと胃に穴が開きそうです。本部にとっては加盟店に仕入れさせたら全部利益になりますが、私たちにとっては本部は絶対で消化しなければなりません。従業員に割り振って達成しようという店もあります」と話しています。

コンビニ大手の各社は、「各店舗は本部とフランチャイズ契約を結んでいるものの自主的に営業しているため、本部が店舗にノルマを課したりアルバイトに買い取りを強制することはない。また、アルバイトに無理な負担を強いないよう店舗に対して指導している」とコメントしています。
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いろいろな事情でバイトしている高校生にノルマを課すとは酷い話ですが、
実際に娘から軽く頼まれて52本買って社員さんに配りました。

薩長の策略的なテロによる戊申戦争に負けた南部藩武士の末裔としては
大阪の風習に何の興味も有難味も感じませんが
東北人の大きな気持ちで買ってあげました。

そもそも「恵方巻き」という名前は、
 平成元(1989)年のセブン-イレブンでの発売で、初めて登場したそうです。

当時、セブン-イレブンで節分巻き寿司を販売したのは広島県内が最初で
その店舗の個人オーナーが節分巻き寿司を、大阪の「縁起のいい風習」として紹介し
恵方巻きとしたのが由来らしく、昔からある呼び名ではないのですな。