2011年10月15日土曜日

【神戸:国際フロンティア産業メッセ2011 】

2ヶ月も更新していませんでした。
自分の「持続性欠如」「根気」のなさに
言い訳けも見つからず、ほとほと呆れながらも、
猛省しております。

熱い暑い夏から一気に季節はペレットストーブの稼動時期に差し掛かりました。

さて・・・・
今からおよそ一ヶ月前の9月21日~22日に
神戸国際展示場(神戸ポートアイランド)で開催された、
「国際フロンティア産業メッセ2011」に参加させて頂きました。

今回も「機械要素技術展」に続き、
復興枠「東北ブース」の一企業として
岩手県庁科学ものづくり振興課様のご配慮のもと
岩手6社の仲間にいれて頂きました。

弊社担当のT室長の奇跡的なくじ運のおかげで
要素展に続き絶好のブース位置を引き当てることが出来ました。

来場者の方は皆さんとても熱心で
こちらの対応の自然に熱が入りました。

展示会のために「製作日数2年間」の大作?の
「ミニチュア御御輿」も回転テーブルの上で、
その勇姿を披露することが出来ました。



開会式のあと、早速「復興ブース」を井戸兵庫県知事が訪れ
説明させて頂き、「頑張って下さい」と労いのお言葉を頂きました。


TVクルーにも取材頂き、その夜の地元TVで2秒ほど映っていました。



神戸、岩手県のご担当の皆様、初対面にも関わらず
快くTV番組を録画頂き、DVDを会社に送って頂きました
アリオテクノ㈱のT様には本当に感謝致します。

関西の方の人情に触れた3日間でした。

2011年8月8日月曜日

【あきらめない!! 花巻東野球部に拍手!!】

「帝京8-7花巻東」

残念な結果でしたが、3時間30分の熱戦は
間違いなく被災地の方々に勇気を与えてくれた好ゲームでした。

2年生エース大谷君が左腿肉離れの影響で
「本来の50~60%の投球(佐々木監督)」だったのが悔まれますが
2年前に甲子園を湧かせた”最後まで諦めない”花東野球は健在でした。

地方大会から2年生中心の若さゆえのミスが多く、
気になっていましたが、やはり大舞台で「走塁妨害」「守備妨害」などで
チャンスを謙譲し、チャンスを潰してしまったのが惜しまれます。


しかし惜しくも敗れた選手達の涙を見ると、
評論や総括よりも「お疲れさん!!」とその勇気を称え、
また来年の活躍を期待したいと思います。

花巻東野球部は私立高ではありますが
野球留学選手の入部を認めず、
県内の子供達を鍛え上げ全国レベルにしたことでも有名です。


「甲子園の抽選会で(弱い)岩手のチームと当ると相手チームに歓声が上がり悔しかった・・・」

佐々木監督が以前、話していました。

あいさつやトイレ掃除、礼儀正しさ、他人に対する感謝と尊敬など
花東野球部は「プレイヤーの前に人間としての基本動作」を
指導・実践させていると聞きます。

あの粘り強さは、そのような「人間的教育」の成果なのかと思いました。

地区大会で敗れたライバル達は、もう既に秋の大会に向けて練習を始めています。

この敗戦で学んだ事を生かして
来年こそ「東北地方・悲願の日本一」の栄光を掴んでもらいたいと願ってやみません。

2011年7月28日木曜日

【企業ボランティア】

一ヶ月ほど前から準備を進めていた「企業ボランティア」が始まりました。

弊社の「経営企画室」に、いつものように「社長の思いつき」(笑)
で指示してからT室長が沿岸のボランティアセンターなどと連絡を取りながら
「ボランティア保険」「ボランティアの心構え」などマニュアルを構築して
やっと20日から実現の運びとなりました。

「経営企画室」など無かった昨年までなら、
今回の「企業ボランティア」や先日の東京ビックサイトでの展示会出展も
「やりたい」止まりでじっと実現しなかった企画です。


内陸にいながら「何か役に立ちたい」と思っている潜在的ボランティアは多いと思います。
私もその一人です。

確かに震災直後には4tトラックで支援物資を届ける事はしましたが、
単発で終わってしまい、継続的な支援には程遠い内容でした。

全国から支援に来て頂いている沢山のボランティアの方々や
自衛隊、各都道府県の警察・機動隊車両が
朝早く車列を成して沿岸に向かっていく姿を何度も見ました。


日曜日の夕方、盛岡の駅前バスターミナルに大型バスが着くと
リュック、長靴姿でスコップを持ったボランティアの男女が
疲れた顔で降りてくるのを、偶然見た事もありました。

心の中で感謝しながらも「現地の私達はこのままで良いのか」と
何となく自責の念にとらわれていました。

そんな時、ある雑誌で大企業の多くが「企業ボランティア」を実行している事を知り、
「これなら、弊社にも出来るかもしれない」と思ったのでした。


社内で募集したところ、30名の社員が手を挙げてくれました。

正直言えば「一人も手を挙げなかったら、どうしよう」と心配していましたが
嬉しい誤算となりました。



(釜石の中心部、商店街のビルの中の泥、瓦礫処理・・・)



(他団体とチームを組んでの作業・・・)




4名ずつ26日まで、20名が頑張って奉仕作業をしてくれました。
社用車「LPG改造プリウス」で毎日、朝早く出発、日帰り・・・。

私も22日に行く予定でしたが、
愛知からの工場見学を希望する企業があり
残念ながら、来月の「2期ボランティア」に持ち超しです。

それにしても、参加者の感想文には「また参加したい」との希望が多く、
何かしら普段の生活では得られない物を感じてきてくれたようです。

企画して大正解でした。



ビルのオーナーから「何もないけど・・・」と頂いた銘酒”浜千鳥”・・・このような気遣いに涙が出ます。

2011年7月15日金曜日

【観光地の食事処として・・・どうなんだろう?】

カイゼンの I 顧問と
昼食に、いつもの「○福ど×う庵」に行ったら
駐車場がメチャ混み・・・・
入口も店内も人で溢れていた。

昼時でさえ、いつも閑散(失礼)として
知る人ぞ知る「隠れた名店」だったのに

「いったい何があったんだ!!」

盆暮れとクリスマスが一度にやってきたような賑わい!!

突然のブレイクに
茫然として店を後にした。

仕方ないので「H澤賢治記念館」近くの蕎麦屋「T」へ。

多少混んでいるが、座れないほどではない。

テーブル席が塞がっていたので、二人掛けのせま~い小上がりに座った。

フロアスタッフは二人。
メガネの20代の女性と50~60代の上品な奥様。

しばらく振りで行ったのだが、顔見知りのフロア係はいなかった。
辞めたのかもしれないなぁ・・。

それにしても、注文を取りにこない。

水さえ出ない。

二人とも蕎麦を運んでいるが
走り回っているほどじゃない。

すぐそばを通り過ぎたのに気づかない。
気づかないふりをしているのかと疑いたくなるほど
二人とも、傍らをスルー・・・。

こうなりゃ、こっちにも意地がある。
絶対に「すみませ~ん」なんて声を掛けんぞ!!

(ちなみに、既にこの時点で二度ほど声を掛けて無視された)

しかし、普通なら気が付くだろう~この距離・・。

脇を通って、座敷に蕎麦を運ぶ回数4度。
近くのテーブルに注文を聞きに行くこと2回。
テーブル客に水を催促されていく事1度。
テーブル客に蕎麦を運ぶ事3度・・・・。

気が付かない・・・。

それも、さっきから熱視線を送り続けているのに。




きっとフロアの二人とも

「私じゃなくても、誰かがやってくれるだろう」(と言っても二人しかいないのだが)

って感覚で仕事してるんだろうな・・・。

トイレで、滴をこぼしても、そのままにする心境と似ている。

じゃなかったら、恐ろしく「視界が狭い」方達をフロア係に採用しているか、
二人とも超イジワルで気が付かない振りをして
客から声を掛けられるのを待っているか、
悪意を持って無視している(笑)、としか考えられない。

こうなりゃ意地と意地とのぶつかり合いである。

観光地(M澤賢治記念館、童話村、博物館)の食事処としては
かなり問題があるような気がするのだが。

まあ、この店に限らず、
昔からの老舗店ほど、この傾向が強かったりする。

サービス精神というか、感謝の気持ちと言うか、
顧客満足(CS)には程遠い対応の従業員や店主が多い。

それも温泉の大ホテルでも・・・・不機嫌な人達が働いている。



結局、連れの顧問の事を考えて、こちらが折れた。

「スミマセ~ン」。

負けた・・・。

完敗です。

「10分前から、ここにいるんですけど・・・」

悔しいから、イヤミも忘れず、

「気が付かなかった!?」

「はい」

うそだろ・・・。

2011年7月13日水曜日

【節電!! デマンド監視システム】



3ヶ月以上前から頼んでいた「デマンドWeb監視装置」がやっと設置されました。

数年前からあったシステムで
「そう言えば、以前勧められたような気がするなぁ。」程度の装置でした。

私もまったく無関心でしたが、今回の電力不足で節電意識が高まり
需要に生産が追いつかないらしいです。

なぜ、こんな装置を用意したかと言うと・・・。

法人(業務用)の場合、電気料金は「基本料金」と
使用電力量からなる「従量制料金」の合計からなります。

つまり内訳は・・・
・基本料金=契約電力×単価
・電力量料金(従量制料金)=使用量×単価(1kwh)
・力率割引(100%)=基本料金×最大15%(力率100%-85%)

その他に
・燃料費調整額
・太陽光発電促進付加金(この加算についても知らない人が多い)


そして問題なのは契約電力です。

契約電力とは、契約上使用できる最大電力[KW]のことを言います。
つまり、一度に使用することができる電力を、
電力会社と前もって取り決めて使用する電力を契約することです。

契約電力は、1年間を通じての最大需要電力を基準として決定します。
刻々と変わる需要電力を記録型計量器で
30分単位の平均電力(デマンド値)として計量しています。
この平均電力のうち、1か月の最大の値をその月の最大需要電力としています。

簡単に言えば、仮に現在の契約電力量が308kwだとして
7月13日、本日の14時のデマンド値が357kwを記録すると
来月から契約電力が357kwとして計算されます。

基本料金に換算すると、いきなり61740円も高くなってしまいます。
それも来年の6月分までの1年間です。

「何でそんなシステムなのか?」

と言う疑問には下記の東北電力HPが回答してくれています。

*************************************

■1年間で最も大きい最大需要電力を契約電力とするのはどうして?

それぞれのお客さまに電気をお送りするための設備は、
お客さまが年間で最も多くご使用になる量に合わせて準備しなければなりません。
これらの供給設備にかかわる固定的費用に対応したコストを基本料金として
お客さまから公平に負担していただく必要があります。
そのため、電気の契約では、どのお客さまに対しても
1年間の最大需要電力を基準として決定させていただくことが公平と考え、
年間を通じて発生する費用を基本料金として
毎月負担していただくという考え方で設定しております。

*********************************

と言う事です。

と言うわけで冒頭の「デマンド監視装置」の出番となります。

今回、夏の電力需給対策として、「契約電力の変更(減少)申込み」をしました。
節電のために契約期間途中の特例措置としての対策です。

要するに

「節電して最大電力量を低減するように頑張るから、契約電力を下げてね!」って申込みです。

目標値を設定して、その数値に近づくと
警報とパトライトとメールで知らせてくれる優れ物です。

警報が鳴ったら、数箇所のエアコンを止めるのであります。

早速、警報が鳴っていました(笑)。

さあ・・・皆で協力して節電に努めましょう。

2011年7月7日木曜日

【秘密兵器】

「機械要素技術展」から帰った翌日・・・6月25日(土)は、
震災前2月26日以来のバンド練習でした。

実に4ヶ月ぶりでありました。

まったく手も触れていなかったサックスやギター・・・。
音が出るか不安でしたが、リハビリを重ねれば何とかなりそうです。

考えてみれば、中々集まれない「不定期練習」のために
毎回毎回「リハビリ」ばかりしている気がします・・・。


その翌日は工業団地のゴルフコンペ「理事長杯」でした。

数日前に、新橋の常宿そばのゴルフ専門店を覗いて
衝動買いした「中古」のユーティリティー#4、#5・・・。



荷物が多いにも関わらず宅配で送らずに
大事に抱えて持ってきたクラブです。

今回の「秘密兵器」・・・。

1度も振ってもいないので・・・持ち主にとっても
その効果は「未知数」・・・言うなれば「秘未知兵器」です。



その結果は・・・


努力もせずに道具で何とかなるほど世の中甘くないです。


前の週に練習ラウンドを歩いた効果もなく
出出しのホール、セカンドショットでOB・・・。

終わってみれば、いつものスコア、いつもの位置(20人中14位)・・・。


とっても長いハードウィークでありました。





(優勝者、S和設備佐々木社長に商品を手渡すK理事長。)

2011年7月1日金曜日

【機械要素技術展2011】



6月22~24日まで、東京の国際展示場(東京ビックサイト)で
「機械要素技術展2011」が開催されました。

弊社も「岩手県ブース」13社の1社として参加させて頂きました。








今回は東日本大震災後と言う事もあり、当初は自粛も検討されたようですが、
「“ものづくり”から東北を元気に!!」と予定通りの日程・規模で開催されました。



初日は被災地のブースと言う事もあり、TVなどのマスコミ取材も多く、
私も「ニッポン放送」のインタビューを受けました。





今までも地元の小規模展示会は経験があったのですが
「日本最大の設計・加工・技術専門展示会」と言うだけあり
やはり「人の数は仕事の数」だなぁと、強く実感しました。

立ち寄って頂いた皆さんは、本当に真剣に耳を傾け、質問して頂きました。

私は3日間、いつもの新橋のビジネスに泊まり続け、
暴飲暴食のために、胃腸がとてもお疲れモード・・・
(とくに最終3日目は調子が悪かった・・・)

普段2000歩しか運動していない私が、
毎日10000歩以上の運動量、
例えるなら4日間ヘタクソなゴルフを続けたに等しいハードな経験をさせて頂きました。

準備段階から搬入・撤収まで完璧にやってくれた
東京事務所の清水所長や、花巻の経営企画室長のおかげで
大成功だったと思います。

お手伝い頂いたスタッフの方々や
いわて産業振興センターの皆様に感謝感謝であります。

次回は7月5日の都内某所「北東北 青森・秋田・岩手 3県合同商談会」、
7月13日の「葛飾区受発注情報商談会」、そして
9月の神戸で展示会、11月は名古屋・・・・今年は積極的に動こうと思ったのでした。

2011年6月12日日曜日

【政治大震災】

「各政治勢力が協力してつくり出した政界の大震災」(中国紙環球時報)

あの・・・中国のメディアにこんな事書かれて、
ご当人達は、どう思っているのか・・・。

大震災から3ヶ月過ぎたが、避難している人々は
「生活が改善した実感がない」と言う。

自治体によっては、わずかな震災一時金だけで、
その後の義援金分配も、遅れに遅れている。

いったい、この国はどうなっているんだろう。


大連立・・・とか言ってる時点で、党利党略の匂いがプンプンするし
国民のため・・・なんて心から考えていない事はミエミエ。

頭の中は「選挙に勝って給与をもらう」事ばかり・・・。

マスコミも評論家もギャラ欲しさに勝手な事ばかりしゃべくり合って
ケチをつけているだけ・・・・で代替案なんてない。

みんな・・・ダメ。

ダメ!!

現総理は全共闘時代に中心人物の一人だったらしいが
過激なデモ闘争時の逃げ足の早さで「第四列の男」と呼ばれていたと言う。
(月刊誌 致知 6月号 佐々淳行:渡部昇一 対談より)

3列までは警察に捕まるけど
4列目は逃げられる・・・乱闘になるといつの間にか、いなくなってる・・。

逃げ足が早い・・・

狡猾・・・。

そんな人がこの国のリーダーであり、
同じ全共闘出身で国を守る自衛隊を「暴力装置」と
国会で言った弁護士が影で操っている・・・・。

そんな国でも、日本国民のガバナビリティー(被統治能力)が
極めて高いから、一人一人じっと耐え忍んでいる。

逆に言えば、政治が無能、無機能でも
国民は混乱しない。

でもそろそろ・・・限界だろう・・・。

リーダーを変えたほうがいい。

M政経塾出身の若い政治家よりも信用できない。

志は「あった」のだろうが、「私欲」を捨てる覚悟はあるのだろうか・・・口先だけでなく。

私は、あえて高齢の「見識」「実行力」「品格」を持ち合わせた人物の登板を希望したい。

純粋に残りの限りある人生を「お国の危機にこの身を捧げる」ような
70歳を過ぎた、言うなれば「利他の人」稲盛和夫JAL会長などのような
改革派の政(まつりごと)への登場を願う。


それも叶わない儚い夢なら・・・・

もう「あの御方」にお頼みするしかないだろう。



憲法6条「天皇は国会の指名に基いて内閣総理大臣を任命する」
つまり総理大臣の任命権者は天皇陛下であるらしい。


だったら、皇居に総理大臣、ついでに与野党の党首を呼びつけて
「おまえら、民が苦しんでる時に、何やっとんのじゃ!!いいかげんにせえ~」

って喝を入れれば、いくらおバカな政治家でも
「ははぁ~!!」って目が覚めるんと違うだろうか・・・。

2011年6月11日土曜日

【ぎっくり】

6月7日(火)
震災以来の東北新幹線・・・に乗り込む前に
まずは、いつもの通り、用を足しておく”儀式”のため
・・・トイレに向かいました。

荷物を持ち上げた、その時・・・「ギシッ!!」

やってしまった・・・・ぎっくり腰。

痛い!!  歩けない!!  動けない・・・

経験した事のある人なら判ると思いますが
とにかく腰が痛くて、固まって、伸びない・・・


例えば、新幹線の座席に一旦座ったら、
立ち上がるのも必死、歩けるまで数分間必要です。

「支え」がないと、なんにも出来ない・・・。

こんな調子で、まあ皆さんに迷惑を掛けながら
2日間何とか予定を消化して
普段は1日2000歩も歩かないのに
JRや東京メトロを乗り継いで
良くぞ1日7000歩も歩いて帰って来たもんだ。

初日に荷物を持ってくれた東京事務所のS所長に感謝です。

特に夜のお客様との宴会では、
S所長の腕を(支えに)掴んで
まるで恋人同士のように新橋の繁華街を寄り添って歩き回りました。

周りから見れば、仲の良い、ただの酔っ払いか
オカマのリーマンでありまする。

翌日の葬儀(高校時代の親友)では
一度下に置いた悔み返しの紙袋に
腰が曲がらず、手が届かない・・・。

同級生のNさんに

「それ、取って、手に持たせて頂戴な・・・」

本当に良く帰ってきたもんだ・・・。

東京からT接骨院のN君に電話・・・

「(笑いながら)帰ったらすぐ来てください・・・何とかなると思います。」

有り難いお言葉・・・。

よちよち歩きでたどり着き
接骨院は(珍しく)混んでいる店内にも関わらず
普段の3倍も時間を掛けて揉んだり
捻ったり曲げたりしてもらったら
だいぶ良くなった・・・・感謝・感謝。

N君ありがとう。

普段から「すぐ泣く女々しい男」なので、
本当なら葬儀では大泣きするはずでした。

ただこの日は・・・亡くなった親友には申し訳ないが・・・腰がそれどころじゃなかった・・・。

まあ・・・あいつなら「shishiらしい」って笑って許してくれるでしょう。

2011年6月1日水曜日

【衣がえとエコカー】

今日から6月。

衣がえです。

弊社でも夏用ブルゾンを数年振りに新調し支給しました。

60名以上に2着(ズボンも)ずつですから
けっこうな出費になりますが
震災の重苦しい空気が少しでも取り払えればと急遽決定しました。

創業18年目で3度目のリニューアルです。
「明るさ」「清潔感」をイメージして
黒のブルゾンからシルバーグレーに変更しました。

汚れが目立つ色だからこそ、綺麗に仕事をしてもたいたい願いが込められています。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

最近の私は仲間の中で「省エネ大臣」と揶揄されているくらい、
「節電」「省エネ」に全精力を傾けています(笑)。

会合の呑み会などで酔ってくると、唾を飛ばしながら熱く語っているようです。

照明では工場内の蛍光管の間引き、次世代蛍光管への変更、
水銀灯廃止、セラメタへの変更、駐車場街灯の太陽光LED化、
冷暖房では冬場のエアコンを減少するべく、ペレットストーブの導入・・・

そして電力デマンド監視装置導入、省エネ診断等
また、緊急電源として発電機を設備、事務所の照明、電話やパソコンの電力を確保しました。

それと、もう一つ・・・・・

ハイブリッド車の導入です。



なんだ・・・プリウスか・・・。
と、思った、あなた・・・

甘いです。




自動ドア付きのタクシー仕様です。

なんだ・・・・それだけか・・・

いえいえ・・・まだ、メインのお皿が残っています。



「究極のエコカー R HYBRID」のステッカー!!

そうです。

「ガソリン+LPG(ガス)+電気」の改造車であります。

市内の改造取り扱い店の展示デモカーを購入しました。


震災時のガソリン不足の中、LPGガスのタクシーが
行列の騒動には、まったく関係なく営業していました。

不思議に思ってネットで調べていたら
ガソリン車も50万円位で改造出来る事を知りました。

そうしたら偶然にもお世話になっている某タクシー会社の社長であるT先輩から
「花巻でも改造しているよ。」との情報・・・・もう神の啓示以外の何物でもありません。

気がついたら買っていました。

おまけに改造車のパーツ加工の試作までお願いされてしまいました。


先週、早速、福島県南相馬の協力会社までお見舞いに行ってきましたが、
LPGだけで往復、ガソリンのメーターはピクリとも減りませんでした。

環境にも優しいし、何しろリッター150円のガソリンと比較して
LPGだと83円・・・・半分・・・・おさいふにも優しいのでした。

2011年3月24日木曜日

【変 化】

震災から2週間近く過ぎて変化した事・・・。

・食料は問題なく流通しているが、ガソリン携行缶、自転車が不足(ない!)。
・節電の影響で薄暗く開店しているスーパー。
・コンビニはまだ閉店している店が多い。
・相変わらずガソリンを求める車列。
・しかし本日(24日)あたりから車列が短くなってきた。
・その車列のトラブル(割り込み・場所取りのため放置している車両)。
・一昨日あたりから放置車両の違反取締りが強化されてきた。
・今朝のスタンド経営者の話
「並ばなければ普通に営業できるまで燃料事情は回復してきたのだが、
満タンにしなくては不安な人達が多く並んでいる。20リッター限定で
いざ給油してみると、10リッターしか入らない・・・なんて方も多い。」

・個人的には・・・ガソリン節約のために自転車で通勤。
  数年前に買ったのに飽きて乗らなくなったロードレーサー(まがい)が
 やっと役に立ったね・・と妻から皮肉(笑)。
・震災後、不自由な食事で激減した体重が、夜7時に家族そろっての食事が続いて・・・・太った。
・震度4くらいでは、誰も反応しなくなった。
・ACジャパン(旧公共広告機構)のCMへのクレーム問題で、仁科さん親子が気の毒になってきた。
・そして・・・被災地への支援について、何かできる事がないか、毎日考えている自分・・・。

 

【お取引先各位】

いつもお世話になっております。 
この度の大震災に対して沢山の方々より
あたたかい連絡を頂戴いたし、心より感謝申し上げます。

地震当日は市役所商工労政課の「県外企業視察団」の一行として
16名ほどで福島県いわき市の企業を見学し帰路についたばかりでした。

地震の1時間前まで、今回津波で甚大な被害のあった
小名浜の商業施設で食事やお土産を物色していました。

高速道路上でドコモの「緊急地震警報」の数秒後、
大きな横揺れの地震に遭遇しましたが、
マイクロバスのドライバーの好判断で一時停止して難を逃れました。
横を追い越して行った数台の乗用車は壁にぶつかっていました。

ひび割れたり、段差になっている高速道路を誘導されるまま国見ICで下りましたが、
大渋滞の国道4号線・・・名取、仙台に近づくほど、まったく動かなくなりました。

燃料節約のためにヒーターを切った車内・・・
マイクロバスのTVとラジオ情報に驚きながら
名取、仙台の惨状に声も無く、夜中の3時に無事帰る事が出来ました。


幸い弊社は内陸部だったこともあり、
大きな被害もなく通常通り稼動しております。
もちろん大きく動いた工作機械のレベル復帰問題で
数台の使用禁止せざる得ない精密機械や三次元測定器はありますが、
従業員も全員出社して生産体制には問題ありません。

ガソリン以外のライフラインの回復も早く、
被害を免れた企業として、沿岸部に支援する立場と自覚しています。

早速、昨日弊社の4tトラックで
花巻市に集まった支援物資を釜石まで運んでまいりました。
数日前から花巻市に対して協力を申し出ていたのですが
行政間の打合せに時間が掛ったようです。
このような小さな事しか思いつきませんが
今後も支援を続けたいと思っています。

関東地方の皆様方には計画停電で不自由をお掛けしておるのに
こちらは今週から本格的に稼動しており、内心複雑ですが、
これも早期復興の一つと信じて節電をしながら頑張りたいと思います。

今後とも宜しくお願い致します。
 
              (株)共立精工 
                 代表取締役  鹿討 康弘

2011年2月20日日曜日

【御礼】

去る1月28日、父が永眠いたしました。

皆様方からの沢山のご厚情、お供物、御悔みを頂きました。

誠にありがとうございました。

また、取引先の皆様方におかれましては

ご不便をお掛けしたと思いますが、

御容赦を頂き、今後とも宜しくお願い申し上げます。

                鹿討

2011年1月26日水曜日

【未来図書館】

 NPO法人・未来図書館からの協力依頼で
25日、花巻中学校に「出前授業」に出向いてきました。
副会長を努めさせて頂いてる「花巻・夢企業家塾」の18名のメンバーや
その他の協力者、総勢22名の方々と楽しい時間を過ごしてきました。

同じ講師を努めた、元めんこいTVアナウンサー、現花巻FM局長の落合さんの
取り計らいでラジオ収録(2/2他4回オンエア)、めんこいTVの取材もあり、
(当日、夕方のニュースで放送されました)大成功だったのではないかと思っています。

この日は、同中3年生の次女の私立の発表日・・・
何の因果かPTA副会長も仰せつかっており、
これも普段、御迷惑をお掛けしている娘の罪滅ぼしのためと
喜んで引き受けさせて頂きました。

しかし1年生は可愛い!!
小学校7年生と校長が言った言葉に納得しました。

下記は翌日の「岩手日日」Y記者の記事からコピーです。
私の稚拙な文章で解説するより何100倍も判り易いと思いますので、
時間のある方はどうぞお読み下さい。

http://www.iwanichi.co.jp/hanamaki/item_22357.html

****************************

花巻市立花巻中学校の1年生が25日、地元の職業人から直接学ぶキャリア教育講座を受けた。
生徒たちが各界で活躍する人生の先輩と直接言葉を交わし、働くことの意味や将来の自分、
仕事と人生などに思いをはせた。

 同校が主催し、盛岡市のNPO法人・未来図書館、北上川流域ものづくりネットワーク、
花巻 夢・企業家塾の3者が協力。1年生約130人が受講し、さまざまな分野で活躍する
社会人22人が講師を務めた。

 身近な社会人からの職業観、人生観を学ぶための講座で、同校での3者による講座は初開催。
「未来パスポート~なりたい自分になるために」と題され、生徒自身が将来の夢や職業について
考えられるよう、進行に工夫が凝らされた。

 生徒たちは5~7人ほどの小グループをつくり、それぞれ講師のブースへ移動。
各グループが二つずつブースを回り、社会人の話を聞いたり、講師に質問をぶつけたりした。


 このうち、同市東十二丁目の共立精工代表取締役の鹿討康弘さん(52)は、
学生時代から打ち込んだ音楽活動や仕事に対する姿勢などを熱心に講義。
自身の「やってみなくては始まらない。できない理由を考えない」のモットーに沿い、
失敗を恐れず挑戦し続けることの大切さを語った。生徒の一人から夢や職業観を問われ、
自身の経験を引きつつ「今の会社を起こす前は料理人をしていた。やりたいことというのは、
常に自分で探していないと見つからない」と答えた。

 生徒たちは金融や高齢者福祉、製造、美容、放送など、多くの世界を間近に感じ、
大いに好奇心を刺激された様子。受講した杉森広武君は「(講師に聞いた)失敗することは
悪い事ではないという言葉が印象的だった。将来は介護関係の職に就き、人の役に立ちたい」と目を輝かせていた。

 同NPOは、生きる力の醸成や仕事を通して社会と接する機会を提供する活動を展開。
県内小中高校などでのキャリア教育支援で実績を挙げている。




【写真】花巻中のキャリア教育講座で先輩の話を聞く生徒たち


***********************

2011年1月15日土曜日

【兄弟げんか】

与謝野馨氏が入閣しました。

たちあがれ日本を離党しての入閣です。
いろいろと非難する人が多いのも当然ですが
不思議な事に・・・・なんだか責める気になれません。

きっと本人にとっては、当然、非難覚悟の決断であり
閉塞感漂う危機的状況の民主党政権を
外側からではなく、内側から変えるつもりで
火中に飛び込んだのだと信じたい・・・。

かつての政敵に「お役に立つ」ためではなく
国民の「お役に立つ」ためだったと信じたい・・・。

私利私欲ではなく「利他」の精神であったと信じたい・・・と思えば
その「変わり身」「変節」を簡単に責める気持ちにはなれないのです。

それこそ「君子豹変」「大人虎変」であります。
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「君子豹変、小人革面」(くんしはひょうへんし、しょうじんはおもてをあらたむ)
真にひとかどの人物であれば、変化・変革を恐れない。
必要であれば、あるいは過ちと判れば、がらりとやり方、態度を変えたりもする。
ところが小人は、表面上、それを受け入れる素振りをしつつも
旧来のやり方やメンツにとらわれ、古いやり方や、
いったん口にした自説にこだわってしまう。
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思えば、相手の足を引っ張りあってばかりで
予算一つ決められない政治家たちは「職務怠慢」であると思います。

「政治と金」問題にしても
大昔から政治家と金は切っても切れない関係で
敗戦以後の自民党政権下で清廉潔白な政治家など存在したんでしょうか?

今更、きれいごとを・・・・って感じです。

自民党から分裂して氾濫・乱立した各政党たちの
いわば「兄弟げんか」「親子げんか」は、うんざりです。
もういい加減にして普通に仕事をしてもらいたいもんだ・・・と思うのであります。

「自民党比例で当選した人(与謝野氏)だから、議員辞職して民間人として入閣するべきだ。」
                   (自民党谷垣総裁)

・・・・小さい・・・誠に小さい事を・・・・。
本心から言ってるとしたら情け無い・・・。

この程度のコメントは小泉なんとか言う、ボンボンに言わせてりゃいいのに・・。
党総裁のコメントとしては、みみっち過ぎる・・・。

自説など小さな事にこだわり、大同団結して仕事をしない「政治屋(せいじや)」サン達は
立派な税金泥棒の犯罪者ではないでしょうか。


そもそも、我々国民は「政権」をどっちが取ろうが
関係がない事・・・暮らし安い、希望ある国を望んでいるだけであります。
期限付きでも構わないから「大連立」して
危機的な財政、幼稚な外交、国策なき「経済戦略」を
大カイゼンしてもらいたいと国民は切実に望んでいるのではないでしょうか・・・。

「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない。」
          (希望の国のエクソダス:村上龍)





14日、H中学校PTA講演会後に、M会長といつもの近くのF鮨へ。

会場も冷え込み、参加者数も冷え込み、
内容も寒かったので、「クエ鍋」で温まりました・・・・。

2011年1月14日金曜日

【融雪剤】

すっかり、この冬の大雪で
「除雪・融雪マニア」になってしまった私です(笑)。

そんな時、とっても貴重な情報がありました。

融雪には「ぜひ尿素を!」と倫理の役員会の時に
肥料やお米などを扱っている、渡●商店の専務が力説して下さったのでした(笑)。

マニアにはタマラナイ内容です。

早速、渡●商店に出向きました。
専務が1袋(20kg)を1割引きにしてくれました。



一般的に知られている融雪剤は「塩化カルシウム」ですが、
ご存知のように自動車の車体や足回りのサビの原因になったり
農地や地下水など、周辺環境への「塩害」が懸念されています。

そこで、この「尿素」の出番となるわけです。
私的にはあまり馴染みのない「尿素」ですが、
説明によると、一般的な用途として「保湿クリーム」や「肥料」などとして
広く使われているものらしいのでした。

『水と混ぜると吸熱効果が現れるので、硝酸アンモニウムと尿素の混合物を
水の入った袋と同封し、衝撃を加えて混合物を反応させて、
冷却効果を得る携帯用の冷却パックとしての用途もある(Wikipedia)。』

尿には尿素が含まれており、成人は尿素を 1日 30 g ほど排泄するようですが
立ちションした時のオシッコの融雪効果は、おそらく温度によるものでしょう(笑)。

なんでもW専務の話では
「現在の高速道路散布や行政が使用するのは尿素が主流!!」とも教えられました。



6時間かけてゆっくり溶かすらしいので
夜間に撒いたほうが効果的ともアドバイスされたのでした。

やはり持つべき物は「倫友」であると思ったのでした(笑)。

2011年1月10日月曜日

【あけまして・・・】

あけましておめでとうございます。

11月以来の更新であります。

クリスマスの大雪から始まった「除雪」シーズンですが、
年末から年始に掛けても、けっこうな積雪量でありました。

普段は表面処理GのS係長(除雪名人)が、担当してくれて助かっているのですが、
休日は出来るだけ自分でやるように心掛けています。

何しろヘタクソなので、時間も名人の3倍、切削で言えば「荒加工」並みの仕上げ・・・
あちらこちらに雪が残ったり、隅の方は手付かずだったりするのですが、
それでも「助かる」とS君が言ってくれるので頑張ってローダーに乗っています。




(31日の除雪風景・・・けっこうローダーの運転も上手になってきたような・・・
やはり”習うより慣れろ”と言う事か・・・)



そして前日から「重い」雪が振り続けていたので、
除雪と可愛いグッピーに餌をあげるべく、元旦に会社にやってくると・・・・
何だかいつもの見慣れた風景と、ちと違うような・・・



(事務所脇のカーポートが!!)


(3棟並んでいるはずが・・・・2棟しか・・・ない)


(雪の重さに耐え切れず・・・屋根が落ちていました・・・)

平日業務なら下には事務員Kさんの軽自動車があった事を考えると
不幸中の幸い・・・・・・・・・・。

これで今年の厄も落ちたと・・・前向きに考える事にします。

それでは、今年もどうどよろしくお願い申し上げます。