2014年4月16日水曜日

【三日坊主】

私は、今更言うまでもありませんが、とても「飽きっぽい」性格です。
熱しやすく覚めやすい典型的な三日坊主の人間です。
三日坊主とは「物事に飽きやすく、長続きしないこと」と言う意味ですが、
気になって(暇なので)語源を調べてみました。

「昔は三日間だけ坊主になる人達がいた。昔の人は、商売がうまくいかなくなったり、
生活が苦しくなると寺に逃げ込み、坊主になろうとした。
寺に入れば、最低限の食事は与えられ、食べ物にだけは困らなくて済んだからだ。
しかしそんな心根でにわか坊主になっても、僧の修に耐えられるわけがなく
三日間くらいの短期間で寺を逃げ出す人がけっこういたので
三日坊主という言葉が生まれた」ということです。

ある程度予想通りですが・・・。
僧侶の生活はそんなに厳しいものなのかと、知り合いの坊さんの顔を思い浮かべましたが・・・普段から、その生活ぶりや素行を知っているので、とっても気楽な商売のような気がして、私としては三日坊主という言葉は「乞食と坊主は三日やったらやめられない」坊さんはそれほど素晴らしい生き方なのだ!という語源のほうが合っている気がします。

 iPS細胞でノーベル賞を受賞した京都大学の山中教授が若い頃、研究に行き詰まり悩んでいた時の話です。
ノーベル賞受賞者・利根川進教授の講演会を聞く機会があり、勇気を出して手を挙げて質問したそうです。「日本では研究の継続性が大切だと言われますが、先生はどうお考えですか?」。すると先生は「一体誰がそんなことを言ったんだ」「重要で、面白い研究があれば、なんでもいいじゃないか」と言ってくれて、とても勇気づけられたそうです。
山中教授は
「日本では三日坊主をダメだと叱ります。だけど本当に好きなものを見つけるまでは
三日坊主で大いに結構だと思うんです。もちろん1日でやめちゃダメですが、
三日坊主は“二日頑張った”というところが大事なんですね。
それで三日目に展望が開けなければ、別の道に行けばいいと」。
今やりたいことを、とりあえずやってみる――で、三回を目安に再考してみる。
何が何でも我慢して続けることが目標になってはいけないのです。
目的がないと我慢などできないものです。人の命を救いたいという目的が
あったからこそ、柔軟な発想と姿勢で山中教授も研究を続けてこれたのでしょう。
 
 
で、月曜から今年の「朝の散歩」を始めました。
 

            
                 14日の豊沢川の桜です。


           
                15日の桜です。




                 16日の桜です。

           
               今日で3日目・・・明日は倫理法人会のモーニングセミナーなので
               散歩には行けません。

              このまま・・・三日坊主で終わるのか・・・